スペシャルレポート Vol.6 アニメ、実写映画、展覧会、その激震が世界へ拡大する 進撃の巨人 | SUGOI JAPAN
諫山 今までいろんな商品監修などをやってきましたけど、作ってる方々のセンスがすごいって感じています。ひとつひとつの企画の、「分かってる」感がすごいです。例えばヘッドマウントディスプレイの映像で言えば、「カットを割らない」。一連の、連続したものとして映像を作っているんですよ。僕は仕事場で常に“ももクロ(5人組アイドルグループ「ももいろクローバーZ」)”のライブ映像を見ているんですが、カットが多いと舌打ちする人間なんです。 ――おっしゃる意味、すごく分かります(笑)。 ...

クイック・ジャパン 116あまなつShopあまなつで見る同じレイアウトで作成
うーん、諫山先生でもこうなっちゃうんだよねぇ…。
いや、別に悪いとか批判してるわけでは無いんです。
むしろ、自分も舌打ちする方の人間かも(笑)。
諫山 (石川)ゆみ先生とメンバーが頑張って作った踊りなんだから、そんなにカットを割らずに、5人を長回しで映すのが一番だと思うんです。ももクロといえば持久的な、スタミナ的なところが見せ場だから、カットが変わるごとに臨場感も損なわれる感じがあるし。なんなら1回、全部長回しでぐいーんと動かすカメラ1台で、『Chai Maxx』とか『ココナツ』とか映してくれないかなあとずっと思ってるんです。今、完全にももクロの話になってますけど、この声が何となく届いたらいいなあと……。

まあ、完全にクリエーター諫山先生の発言ではなく、ファン諫山 創の意見になってますね。
どうしてもファンと言うものは視野が狭くなってしまう。
ももクロちゃん達は素晴らしいパフォーマーである事は事実だけど、それだけで国立が埋まったりはしない。
当たり前だけど、優秀なスタッフやクリエーターが絡むことで今の地位を得た。
でも、当たり前だけどファンはももクロちゃんしか観ないし、それでいい。
スタッフなんて本来は目にする必要もない。
でも、当たり前だけど色んなスタッフが少しずつ、色々な部分を作り上げて行く。

例えば、進撃の巨人をもし同じ高さからだけ観た視線で書かれたり、同じ大きさのコマだけでも、結局は詰まらないでしょ?
色んな角度、色んな手法を使うからこそ、巨人が巨大に見えたり、人間が愚かであったり、賢く見えたりする訳です。
でも、ファンはもっとお気に入りのキャラを大ゴマで描けってなる訳。
ファンになるとどうしても視野が狭くなってしまう。

そう言えばここで思い出したんだけど前に、ももクロの活動が内向きになっているのでは?というエントリーを書いたんだけどそれに対して反論がありましたね。
確かにももクロちゃん達は色々と忙しく色々な活動をしてるのは事実なんだけど、外から観た時に本当に外に向かって積極的になっているんだろうか?

例えば、そうだなぁ、中学校ぐらいの子が何かのテレビか何かでももクロに興味を持ったとする。
学校に言っても多分、中学生ぐらいであれば男の子はやっぱりAKB系のグループのファンが多いでしょうね(アイドルファン自体少ないって話もあるけど)。
テレビもAKB系に比べれば出演ははるかに少ない(あちらは数が多いしバラ売りでも出られるから必ず1日1回は観るよね)。
こうなったらライブを直接見に行こうとなっても、事実上ほとんどの場合、ファンクラブに入らないとチケットは取れない。
彼のお小遣いだけではチケット代はおろか、ファンクラブの会費も厳しいでしょうねぇ(お年玉があるから大丈夫?)。
LVでさえ、1回行ったらお小遣いは全部飛んでしまうでしょうね。
今の子はどうか知らないけどおじさんの頃はCD1枚買うのに結構決心がいったよねぇ。
まあ、DVDでも一ヶ月分は跳んじゃうだろうねぇ。
有料のチャンネルも中学生の一存では自由になかなか親の了承を得るのは難しいだろうねぇ。

仕方がないのでとりあえず今どきの中学生なら持っているであろう、スマホを使って情報を得ようとするんだけど文字情報とばかりだし変な中傷まで観ることになる。
そうだ、こんな時こそYoutubeだ。
確かにMVや面白い動画も見つかったんだけど、大半はラジオの内容をぶつ切りにしたようなものばかりでタイトルこそ大袈裟だけど内容はないものが多い。

これだけのマイナス材料をすり抜けないと中学生はももクロにハマる事が出来ない。
有料のコンテンツが悪いとは言うつもり(コンテンツに対して対価は払うべき)はないけれど、アイドルの有力なボリュームゾーンであるべき中学生や高校生が気軽に見れるようなコンテンツがどうしても少ない。
テレビを芸能事務所連合として牛耳ってるAKB系に比べるとあまりにも無料で観れるコンテンツが少ない。
また、中学生以下に限定しなくても、有料コンテンツに課金をするのは余程ハマった人じゃないとそのハードルは意外と高い。

ももクロがここまで大きくなった最初の基礎の部分は実は無銭のライブだったり、まだ動画が探しやすかった頃のYoutubeやUstreamなどの役割は大きかった。
しかし、今更無銭ライブは人が集まりすぎて出来ないだろうし、Youtubeもノイズとも言うべき無数の動画によってももクロに引きこむようなライブや内容のある動画はすぐに埋もれていくだろう。
そういえばUstreamのアーカイブの保存日数が短くなるらしいけど、どうなるんだろう。

有安杏果前回、内向きって書いたけど、それは外向き(ファンでない人、これからファンになるかも知れない人)への対策がどんどん減ってるって事。
この間も書いたけど、後数年はももクロが個人活動のフェーズに移るまでは今の人気を維持する必要がある。
あーりんが二十歳になるぐらいまでは最低でも今のグループ人気を維持する必要があるだろうねぇ。

残念ながらファンは何もしなければ減っていく、それに対して新規を獲得してこそ、プラスマイナスか微増になる。
会場も日産が終点で今まで以上に倍々ゲームでファンを増やしていくのはもう無理でしょう。
ここまで来たら現状維持で大丈夫と運営が思った時が下降への始まりになるだろうし、下降し始めれば落ちるのは早い。
かと言って内向き(既存のファン)も大切にしなければいけないし、次のフェーズに向けての布石も打たなければならない。
芸能事務所って大変だよねぇ…。
ファンはどうしてもライブ、ライブと言ってしまうけど戦略って難しいねぇ。

え?、これだけ問題点出しといて解決策とか、提言とかないのって言われそうだねぇ。
でも、外野が簡単に言えるような物でも無いように思えるからねぇ。
個人的には地味に新規開拓を続けることが大切としか言いようが無いなぁ。
ファンであればあるほど、この問題の答えは出ないような気がします。

いやぁ、まいったねぇ…、腰のほうぜんぜん治らないよ。
整体に行ったけど返って悪くなったような気がします…。