ソニン
発売日:2005/06/24
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あまなつ

橋本選手が死んだと初めて聞いた時、自分は酷い頭痛の為会社を休んで寝込んでいる時だった。
俺もこのまま死んじゃうのではないかとまどろみの中で思ったのを覚えてます。
もちろん俺は死ぬはずもなく現在は回復しております。
アントニオ猪木は憧れのスターだったけど橋本たち三銃士世代は同年代と言うこともありスターと言うよりも等身大のヒーローだった。
彼らの栄光や挫折、苦悩もすべて共有してきた世代のプロレスファンでした。
三銃士の中でも、もっともファンに近いレスラーだったように思います。

さて、肝心の『あゝ! 一軒家プロレス』ですがかなり想像と違っていました。
まず、一軒家プロレス自体元々は大日本プロレスがやったネタなのですが映画ではではなぜかゼロワンの選手ばかり(橋本主演だからしょうがないのでしょうが…。)です。
それに肝心の一軒家もクライマックスの戦いではお城になってしまってるし…。
何だか意味もなくホラー風味(きっと映画スタッフ側の趣味?)だったり…。
意味不明なストーリーで映画としては破綻していると言ってもいいでしょう。
ただ、以外にも格闘シーンは良く出来ていました(橋本のロープワークは必要なかった)。
主人公の橋本が戦闘途中で目が見えなくなるシーンがあるのですがはっきりいって必要のないシーンなのですが橋本はなぜかノリノリで演じていました。
きっとあんなのは橋本大好きなんだろーなぁと思わせるシーンでした。

ハッスルのストーリーに橋本の死はどういった影響をあたえるのでしょうか?
橋本の死をなかった物にするのか、ストーリーに利用するのかでファイティングオペラの先行きが決まるのではないでしょうか?
不謹慎といわれても橋本の死をハッスルは利用するべきだと思います。

事実と虚構を混ぜ合わせて真実を作る。
これこそがハッスルでありプロレスの本質だと思います。
WWEや梶原一騎もこの手法でプロレスを盛り上げてきたのですから。

※あえてこの文章中橋本にはわざと敬称をつけていません。
橋本は橋本さんなどと呼ぶよりもっとプロレスファンにとっては近い存在だったと思うからです。