植草元教授が全面否認「天に誓ってやってない」

電車内で女子高生に痴漢行為をしたとして、都迷惑防止条例違反の罪に問われた元早稲田大大学院教授、植草一秀被告(45)の初公判が6日、東京地裁(神坂尚裁判長)で開かれた。植草被告は「天に誓ってそのような行為をしておりません。無罪を確信しております」と起訴事実を全面否認。検察側は冒頭陳述で、植草被告は犯行後、駅事務室で警察官に「女性に不快感を与えるような行為をしました」と犯行を認めていたことを明らかにした。

きっと植草一秀さんは真摯に無罪を訴えているのだと思います。
本人にしてみれば2度目の汚名を着せられたと本気で思っているのでしょう。
ひょっとしたら国家的陰謀で貶められてると思ってるのかも。

きっと彼の中には「あるべき自分」と「本当の自分」があるんでしょう。
通常は「あるべき自分」にしたがって行動しているのでしょう。
大学教授で経済学者という自分に。

しかし、酒に酔ってしまったり、特殊な状況では「本当の自分」が出てしまうのでしょう。
まあ、人間には性欲があるのは当たり前だし、多少変態的な部分も持ち合わせているものです。
そんな欲望を人は隠れて行なったり、風俗などで解消する訳です。
でも、彼の場合「あるべき自分」がそんな事を許さないのでしょう。
そうやって欲望が溜まり、ある時暴発してしまう。
そしてしばらくすると「本当の自分」より「あるべき自分」が上位になり「本当の自分」を「あるべき自分」が認めなくなる。
つまり、天に誓ってそのような行為をしていないと言っているのは「あるべき自分」なんでしょう。
なにせ本当にそう信じ込んでいるのですからどうどうと宣言出来る訳です。
「本当の自分」を抑えて「あるべき自分」に変身出来るのですからさすがはミラーマンって感じでしょうか…。

彼に必要なのは裁判ではなく治療なのではないかと思います。
そうじゃないと3度目もありえると思います。