グーグル--それは究極の打ち出の小づち

引用:
それでは、現実世界の優秀な打ち出の小づちであるStarbucksとGoogleを比較するとどうなるだろうか。GoogleとStarbucksの主な違いは下記の点にある。

Starbucksは拡大に費用を使うが、Google広告は自己拡大する
Starbucksは管理に大きな費用がかかるが、Googleはほとんど維持費がかからない
Starbucksはマーケティングに費用がかかるが、Googleには企業の方から集まる。効き目があるからだ
Starbucksは人間に依存するが、Googleはソフトウェアに依存する
 これらの違いが、GoogleをStarbucksと比べてより魅力的な企業にしている。簡単に言えば、Googleにはほとんど摩擦がない。

〜中略〜

しかし、無線ネットワークを超えて、きたる次の10年には、Googleの現在のインターネットモデルよりも良いビジネスモデルがあるのだろうか。読者が考える次の大きなビジネスブレイクスルーをコメント欄で教えてほしい。

と言う訳で暇なので考えてみたい。
ECマーケティングblogさんではmixi的なグーグルのロボットを弾く様なコミュニティを作りそこにサイトやらサービスを取り込んで大きくするって事を提案してるけど難しいのではと思う。
ある程度の有効と(mixiぐらいの大きさならいいのかもしれないが)なれば沢山のライバルが出来て共倒れになる危険性があるし、より大きなインターネット(言うなればグーグル世界)があるのに小さなコミュニティを選択するメリットはないと思われます。
mixiが数が多くても有益な情報を流す(共有しようとする?)人たちが少ないのを見ても判る様にインターネットを越える有益な情報を流せるとは思えずグーグルを超えるとは思えない。
それなりの成功は得られるかもしれないけれどグーグルを超えるとは思えない。

ではどうするか?
といって名案が出てくれば大金持ちになれるのですが残念ながら名案はありません。
しかし、ヒントぐらいは思いつきます。
引用元に従えばグーグルが成功したのは摩擦が少ないからだという結論になっています。
それならばさらに摩擦を減らせば良いのです。
検索の精度やスピードはこれからも技術的なブレークスルーで上がっていくでしょう。
これで多少は摩擦は減るでしょう。
しかし、インターネットの世界では大きな摩擦があります。
それは「スパム」です。
検索の精度下げ、ネット上のトラフィックのかなりの部分を占めている物です。
もし、スパムに対する完璧に近い方策があれば検索の精度が上がり、トラフィックが激減して、何より広告の精度が上がります。

スパムに対して完璧な物を目指すには現在あるような条件付けのフィルターでは不可能でしょう。
現在あるようにスパムとのいたちごっこが続くだけでしょう。
スパムに対する最終的な解決策はスパムを理解して判断するフィルターでしょう。
理解して判断する必要があるのですから人工知能的なものが求められるんでしょう。
私は古い人間なので人工知能といっても、しゃべるコンピュータとかロボットとかしか思いつきませんでしたが本当の意味で、人間に役に立つ人工知能はスパム対策に使われるのでしょう。
つまり完璧に近いスパムフィルターをもった検索エンジン(それに付随するもの)を開発した者が次の勝利者だと思います。