芥川賞に選ばれて:言いたいこと、あの夜と今=田中慎弥 - 毎日jp(毎日新聞)
すでに各メディアで流されたから御存知の方も多いだろうが、一月十七日、私の小説が芥川賞に決まった日の夜、東京でバカな記者会見をした。女優の言葉を引用し、自分がもらって当然と言い、さらに石原慎太郎都知事に言及した。その後のさまざまな報道のされ方の中には、事実と違う部分がかなりある。終わったこととはいうものの、私の知っている範囲の事情を、どうしても書いておきたい。 ...

あれ?まともって言うか普通…。

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あの記者会見後、記事を書こうと思ったのですがよく考えたら作品も読んでいないのに書くのもどうかなぁと思ってスルーしました。
次の日のワイドショーやニュースではこれでもかって映像が流れていましたね。
完全に作品ではなくて面白映像扱いでした。

まあ、純文学の作家なんて私小説な訳で多少、面白人間ぐらいなのは当たり前なんですがテレビ的に面白かったんでしょうね、石原さんとの対比もあったしね。
あんな面白映像になったのは次に2つが前提にあったからでしょう。
まず、何回も芥川賞に落ちて頭に来ていた。
編集者とか友人とか集まって当落を電話で聞く映像は何度か見たことがありますが受かればいいけど落ちればバツが悪いだろうことは想像できます。
それを今までに何回もやってるんだから頭にきていたんでしょう。
そしてワインを2杯飲んでいたということ。
緊張すると酒の回りが早くなることはよくありますよね。

つまり酔っ払って愚痴をいっていただけなんですね。

TBSで翌日にインタビューをしていましたけど多少クセがあるとは思ったものの発言は普通でした。
あのままキャラクターを通すっていうのも作家としてはアリだと思いますが残念ながらそれ以降はまともな発言ばかりで個人的にはガッカリしています。
この間の苦役列車の西村 賢太はその辺うまくキャラクターを作って本はかなり売れたらしいね。
今時、話題にならないと純文学なんて誰も読まないからなぁ。