猫ひろしは五輪を辞退せよ! ネットで呼びかけ広がる(J-CASTニュース) - livedoor スポーツ
4月半ばにカンボジアで五輪選手団の会見が行われ、そこに参加する予定になっているが、ネットでは「猫ひろしにオリンピック出場を辞退させよう」といった呼びかけが起こり、それが拡大している。理由は、記録がオリンピックレベルではないのに国籍まで変え出場を決めたのは何か裏があるのではないか、という「疑惑」だ。また、元日本人がカンボジアに恥をかかせてはいけない、というのもあり 「猫ひろしが選ばれる訳が無いんだよ、本当はな」 「カンボジア代表なら、日本から出てカンボジアに住んでから国を背負って出て欲しいわ」 「問題なのは売名行為、カネが絡んでいるのが見え見えな上、他国の出場枠を奪い取り、スポーツの祭典をギャグとやらで侮辱すると公言している事」 といった批判が展開されている。 ...

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くだらん…。
今回の騒動で肝となるのはカンボジアから猫ひろしの出場を非難するような話は出ていないと言う事だ。
騒いでるのは日本人でなおかつ、ほとんどが顔の見えないネットの住民だと言う事。

スポーツの祭典でギャグはやってはいけないのか?
どこにそんな事が書いてあるというのだろう?
国民栄誉賞を取るほどの活躍を見せた選手を本名の高橋尚子ではなくQちゃんと呼んでいたではないか?
レスリングの浜口の父親の「気合いだー」を笑ってみていなかったのか?

カンボジア人が何も言っていないのに出場枠奪い取ったとか、カネが絡んでるとか言うことが侮辱だとは思わないのか?
出場が決まった途端に猫ひろしがいくら稼ぐかと算出したのは卑しいと思わないのか?

オリンピックに出る為に国籍を変えることは珍しくない。
ラモスもそうだし、ソフトボールの宇津木麗華は非難されないのか?
国籍を変えることは確かにそれなりの覚悟が必要だと思うがスポーツ選手のオリンピックに出たい思いはそれを上回る事がある。
だからこそ国籍を変えてでもオリンピックに出たいと思う。

他のスポーツ選手の様にオリンピックに出たいと思いが猫ひろしにないと誰が判るのだろうか?

もし、猫ひろしを非難出来る人があるとすればそれはカンボジア人だけだと思う。
猫ひろしを非難する日本人は出場枠を奪われた訳でもなければオリンピックを侮辱されたという当事者でもない。
この話を聞いて読んでもいない佐々木 俊尚さんの『「当事者」の時代』という本に出てくるのマイノリティ憑依という言葉を思い出した。
読んでもいないので正しい使い方かどうかも判りませんが日本人ではなく当時者はカンボジア人なんじゃないのではないのか?