実は儲からないアイドルバスツアー、運営側の切実な「開催理由」(サイゾーウーマン) - エンタメ - livedoor ニュース
「あくまでうちの場合ですが、ハッキリ言って、バスツアーにプロダクションのうま味はそれほどありません。参加人数が増えればそれなりの利益にはなりますが、結局人数の上限も決まっていますからね。それでもバスツアーを開催する最大の理由は、タレント本人やスタッフの“稼働”を増やすこと。仕事がないからといって、家でゴロゴロされるよりはマシですから(笑)。開催に当たっての手間や効率を考えれば、それはやっぱり、コンサートやディナーショーをしたいですけどね」 ...
愛と欲望のファンクラブ―俳優・タレント・アーティスト他181件全紹介あまなつShopあまなつで見る同じレイアウトで作成
まあ、バスツアーの様なコアなファン向けのイベントはリンク先でも言ってるように稼働でしょうねぇ。

微妙な位置のタレントが舞台とかを意外に多くやってるようなモノでしょうか。
たいして儲からないけど一応、働いてるって事で人気がなくなった訳ではない事を内外に示すって感じでしょうか。
それとやっぱりコアなファンへのサービスというか引き止めというべきか…。

中途半端なアイドルのコアなファンは沢山お金を落としてくれるし、新しいファンを連れてきてくれたりするからある程度売れない限り、金づるとして必要だからねぇ

ハロプロ辺りだと売れてるように観えてコアな(そして意外と高齢な)ファンに支えられてるからね。
しかも、高額なお金をつぎ込めば注ぎ込むほどそれだけ離れ難くなるって効果もデカイでしょう。
ファンの固定化の為には必要なんでしょう。

ただ、ある程度売れて来るとこの層(古参と呼ばれる)はタレントには邪魔になってくる。
いちいち、文句を行ってくるし、タレントに馴れ馴れしくなってきたきたり、売れてきてからの新規のファンの数と比べると少ない割には運営には面倒になってくる。

最近、露骨にコアな古参ファンを切った、例としてはももいろクローバーZの”スノコ”と呼ばれたファン達でしょう。
売れない時代にばら撒いたポイント制のポイントを消化する為のイベントで古参ばかりを集めて、最近の曲ばかりを演ってお土産にサイン入のスノコをあげたという話。
ももクロに付いて来るなら構わないが他のファンと掛け持ちでうるさい古参なら離れても構わない、という運営が古参ファンに覚悟を求めたイベントでした。

このイベントを機に離れた古参ファンも多かったけど結局ももクロに人気は下がるどころかどんどん上昇いていった。
古参のファンを上手く切り離した成功例といってもいいかも。

結局のところ、タイミングが難しい。
速すぎれば売上が落ち、人気は下がるし、遅ければ新規ファンを呼び込む障害になるし、運営としては手のかかるファンが何時までも残って経費がかかるもとになる。

ハロプロ辺りは慢性的にこの辺の新陳代謝が上手くいっていない様に感じるっていうか、客席の年齢層は高い。
最近は若い女の子のファンも増えてるってハロプロファンから反論が来るかも知れないけど他のアイドルの客席をみるとやっぱりハロプロは高齢化が進んでると言わざる得ないというか、バスツアーに来るのはこの辺の層だよね。

AKBは圧倒的に若いファンを大量に取り入れることで全体的な割合から見れば古参のファンの割合を少なくすることに成功した。
Perfumeやももクロは意図的にこの辺の古参層を切り離した。
Perfumeも地下アイドル時代にバスツアーを行っていたのは今では黒歴史か(笑)。

未だ、この古参層を切り離すことが出来ないのがハロプロが新規を増やして上昇出来ない原因なのかもね。