毎日新聞TAP-iでももクロコラム書いたZ&ももクロの全力とは何か問題:[mi]みたいもん!
2013年はライブアイドルの年にしようと誓ったいしたにです。なんで、そう思ったのかは、また後日書くとして、だんがん記憶もうすれているかもしれませんが、2012年の紅白の話です。 で、そのことを毎日新聞の電子媒体であるTAP-iの連載コラムで書きました。こういうネタでもオッケーなのが、このコラムのいいところですね。 ...
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いしたにまさきさんは著作も多数な有名ブロガーさんです、アルファブロガーって感じの方でしょうか。
毎日新聞TAP-iにももクロの事を寄稿されていたのと自身のブログ「みたいもん」でも更に言及していたので引用させて頂きました。

なぜかというと「ももクロの全力とは何か問題」って所に引かれました(笑)。
やっぱり、みんなももクロの魅力は全力って言葉にモヤモヤしたものを感じてるんでしょうね。
確かに全力って言葉だけでももクロを語られると間違ってないけどちょっと違うように感じてしまう。

リンク先ではあしたのジョーの力石とマンモス西になぞらえてももクロと他のアイドルについて語っています。
最近のライブアイドルが全力なのはアイドルとして売れたいというよりも売れたアイドルとしてファンの前に立ちたいって思いが全力に繋がるって事なんでしょうか?
それとアイドルの寿命の短さが集中を生むってことなのかなぁ。

うーん、理解は出来るけどちょっと微妙。
確かに、ファンに望まれるアイドルであろうとするアイドルっていうのはファンとの信頼関係が出来上がる事で気持ち(全力)が伝わりやすくなるっていうのは賛成なのですがももクロだけが、なぜ突出して全力といわれるのかの答えにはなっていないように感じます。

寿命の短さもファンはそう思ってるフシはあるけど本人や事務所は意外と長期的な戦略を考えてる様に感じます。
多分、ももクロの何人かは将来、女優としての仕事を始めるでしょう。
これは彼女たちと事務所の共通認識だと思いますよ。
あくまでも理想ですがスマップ的に個人でも活動してライブなどでは5人でコンサートを行うっていうのが目標のようですよ(インタビューや書籍版の七番勝負など)

個人的に思うのは彼女たちの曲の中では運営側が意図的に直接的な恋愛要素を抜いてる事に関係がある様に感じます。
女性アイドルといえば当たり前の様に恋愛の歌を歌うのが当たり前になってる。
AKBの曲では当たり前の様に「君」「僕」「好き」といった恋愛要素の単語が混じっている。

一方、ももクロの場合、愛とかの単語はあっても恋愛に関するワードはどんどん新しい曲になればなるほど無くなって来てるように思える。
初期の恋愛要素が最も強いと思われる「走れ」でも片思いの歌であるし、歌ってるのは男の子の気持ちなのです。
つまり、恋愛や女である事を売りにしていないのです。

可愛い女の子を売り出すのがアイドルと定義すれば女の部分を売りにしないというのはかなりの英断だと思う。
水着グラビアを演らないっていうのもその流れなんだと思う。
また、5人揃うと以上に幼い感じになるのも女の娘ではなく女の子と感じてしまう。
つまり、女である事を売らないことで「元気」とか「前向き」と言ったメッセージを発信できたのではないかと思います。

まあ、結果的なのか意図的なのかは判らないのですが従来通りのアイドル路線のAKBとの差別化(区別化?)に成功したとも言えると思います。
女の娘としての魅力ではなく、極端にいえば人間的魅力で売ったゆえに今までとは違った層に受け入れられたのではないかと思います。
もちろん、5人とも可愛い女の娘である事は事実なので強調はせずとも女の娘の魅力は伝わる訳です。
その人間的魅力が全力のかなりの部分を締めているように思います。
アイドルに限らず、なにかがブレークする際に、ネット上に関連したコンテンツが大量に存在していることはもはや必要条件となっています

これに関しては100%同意です。
PerfumeなどのブレークにもYoutubeやニコニコ動画の動画が深く関わっていると思います。
ブレイクしても点で終わるのではなく過去に遡ってファンになることが出来て点が線になり、未来へのベクトルとなる事が出来るんだと思います。