冬の時代を乗り越えたプロレス 成熟したエンターテインメントへ - ZAK×SPA! - ZAKZAK
鈴木 負の遺産だけではなく、“負の財産”も得たんですね。痛手から学んで地道にコツコツ努力した成果がようやく実になってきている。今の新日本は、大衆娯楽として成熟の方向に向かっているんですよ。会社だけではなく選手個々も時間をかけて伝わりやすいキャラクターを確立した。最強だけでなく最高を求める、パッケージとしての完成度が高いということです。最大公約数的な楽しませ方になっているともいえる。 ...

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うーん、プロレスは復権してきたんでしょうか?
個人的にには微妙って感じですね。

まあ、業界の盟主的存在の新日本プロレスに一昨年あたりから客が入り始めたのは事実なんだけど…。
ただ、他の団体が客が入ってるかというと、うーん…。

意地の悪い言い方をすればプライドやK-1などの格闘技が日本では自滅(UFCはますます米国では人気になってる現状をみると格闘技の人気が下がった訳ではない)してしまい、行き場を失った客が新日本に移ってるだけのように観える。

派手な演出を見慣れた元格闘技ファンはインディの泥臭い団体には馴染めず、メジャー感と演出が派手な新日本に行ってるようにしか観えない。

確かに新日本プロレスの動員は増えたけど大きく捉えてプロレス+格闘技のファン数は間違いなく減ってると思う。
まあ、プロレスに来なかった格闘技ファンはどこかに行ってしまったんでしょうねぇ。

ではなぜ、行き場を失った格闘技ファンという美味しい客をプロレスは逃してしまったんだろう?
それはプロレスもまた本質を見失っているからだと思う。
プロレスの本質は最終回のないドラマだ。

マクマホン判りやすい例としてはWWEが挙げられる。
色々な場面で揉め事がおこり、決着をPPVで付ける。
しかし、次の日にはRAWで新しい揉め事が起こる。
基本的にはこれの繰り返しがアメリカのWWEという団体。

日本のプロレスも基本は元々シリーズごとに外国からまだ観ぬ強豪がやってきて力道山や猪木や馬場を苦しめるがシリーズ最終戦に一騎打ちをやってほとんどの場合日本人が勝つ、たまに外人側がかって続きを期待させる。
そして新しいシリーズが始まれば新しいまだ観ぬ強豪が来日してその繰り返し。

そして近年では軍団別に別れ抗争を繰り広げるが本質的には人気が無くなるまで抗争は終結しない。
要するにいつまで経っても最終回がこないでドラマは続くって言うのがプロレスの本質なんです。

プライドやK-1はプロレスの継続するドラマ性を取り込んでいたけど、基本的には格闘技は連続ドラマではなく、単発のドラマなんですね。
究極的には勝ちと負けに別れてお終い。

それをプライドやK-1は演出を派手にして、キャラクターのある選手を揃える事で単発ドラマを映画までグレードアップさせた。
でも、映画は人気が無くなって消えたのではなく、映画会社が勝手に潰れたって感じだよね。

映画が見れなくなる代わりにドラマが息を吹き返したって言うのが今のプロレス界の現状だと思う。
でも、自分には今のプロレスは新日本を含め連続ドラマにはなりきれて内容に感じる。
まだ、興行と興行が点になっていて線になっていないように感じるのは私だけだろうか…。

過去の連続ドラマを超えるような大河ドラマを私は観てみたい。
えっ、昔に比べて主役張れるスターがいない?
もし、そうならば、例え小粒だったり新人だったりしても、工夫次第で面白くなった朝の連続テレビ小説の「あまちゃん」を目指して欲しい。

まだ、工夫次第でやれる事はあると思うのです。
世間が「じぇじぇ」って驚くようなプロレスを観せて欲しい物です。
色々書いたけど、本質的にはプロレスファンなんでプロレス界にはもっと盛り上がって欲しい。

この映像はアメリカのWWEの団体のオーナーとその息子、助っ人の大巨人組対プロレス界最高のタッグ・チームの呼び声も高いDXとのハンディキャップ金網デスマッチ。
オーナーと息子は身体は鍛えてるけど基本は素人です。
これぞアメリカンソープドラマプロレス!