坂崎幸之助のお台場フォーク村10周年 第36夜 帰ってきたともえちゃんフォークジャンボリー (2013.08.08 木)&お台場フォーク村デラックス(2013.08.21,22) - フジテレビ
村長 坂崎幸之助 アシスタント 篠原ともえ さだまさし 安倍なつみ 保田圭 田中れいな・岡田万里奈(LoVendoЯ) WaT 私立恵比寿中学 なぎら健壱 ...

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「キレのないダンスと不安定な歌唱力」をキャッチフレーズにするエビ中を幻想をそぎ落とす舞台に立たせたのです。

しかも去年と同じ個人個人でソロです。
いやぁ、正直、歌を聴くまでは暑さだけではない変な汗が出るような思いでした。

これが個人で歌った曲です。
1,ぼくたちの失敗(鈴木裕乃 森田童子)
2,悲しくてやりきれない(星名美怜 フォーククルセイダーズ)
3,ひこうき雲(安本彩花 荒井由実)
4,遠い世界に(瑞季 五つの赤い風船)
5,シルエット・ロマンス(柏木ひなた 大橋純子)
6,悪女(杏野なつ 中島みゆき)
7,ジョニィへの伝言(真山りか ペドロ&カプリシャス)
8,.傘がない(ぁぃぁぃ 井上陽水)
9,今日まで そして明日から(松野莉奈 吉田拓郎)

これ以外に仮契約のシンデレラとSWEAT&TEARS、最後に全員で案山子を歌ってました。

それにしても凄い選曲だよねぇ。
選曲を見るだけで判るけど去年のももクロのカラオケ気分の歌いたい歌を歌いますって物ではなく、明らかに客層を意識してる絶妙の選曲だよねぇ。
間違いなく大人の意見が入った選曲でしょうねぇ。

そして彼女達の歌声は、間違いなくかなりの練習を積んできたと思われました。
不安定な歌唱力をキャッチフレーズにしてるエビ中としてはかなり頑張ったと思います。

ぁぃぁぃの歌声には会場も驚いたのではないでしょうか?
少し、いやかなり力が入りすぎた感じではあったけどスタダの秘密兵器の名に恥じない歌だったと思います。

柏木ひなた個人的にはこの日の柏木ひなたは神がかっていたと思います。
髪を切って完全に一皮むけたというか脱皮したぐらいの感じだと思いました。

そして、多分一番、歌が苦手だと思われる、りななんの歌には不覚にも目頭が熱くなりました。
最初は不安げに足元にあると思われるモニタを観て下を向いて歌っていたのですが。その顔が自然と前を向き、周りの坂崎さんや篠原ともえさんが一緒に歌って、最後はエビ中全員で歌い、最後には緊張の中にも笑顔が出た、りななんに感動したのは私がりななん推しだからではないと信じたい。

多分、歌が苦手な彼女の事を考えての構成だったのでしょうね。

去年の惨敗を受けてスターダストは十分な準備をしていたようですね。
素の実力が測定されるような現場で、エビ中ちゃん達が勝ったとは言いません。
映像は観てないけどアップフロントのお姉さんたちはメンバーを観る限りレベルが違うほど上手かったでしょう。

でも、エビ中ちゃん達はスタダのアイドルは弱くない事をアピール出来たと思います。
大げさに言えば「プロレスラーは本当は強いんです」と言った桜庭和志を観るようでした。
言い過ぎ?
じゃ、マルコ・ファスに勝ったアレクサンダー大塚ぐらいで(笑)。

歌が上手いとか下手とかじゃなくて、物語を作る事ができるスターダストという事務所が凄いと思うのです。
もちろん、そんな物語は私の勝手な感想です、でも、若手のアイドルたちにチャレンジさせようとする姿勢がこういった物語を生むんだと思います。

そう考えると、明らかに歌のウマそうなメンバーのアップフロントのお姉さんたちとは対照的ですよねぇ。
誤解しないで欲しいのですが良いとか悪いじゃなくて色々と対照的な事務所で、私がスタダ側が好きってだけの話なんですけどね。

ある意味、去年のももクロより楽しませて貰いました。