小泉今日子『あまちゃん』ロケ地のスナックで客と歌ったことも(NEWSポストセブン) - エンタメ - livedoor ニュース
朝ドラ史に残るといわれるほど大人気の『あまちゃん』の放送も、残すところあと1か月。ロケ地、岩手・久慈市は全国から見学ツアーが押し寄せて、かつてない賑わいとか。「1年半前に訪れた被災地も気にかかるし、海女姿が私より似合う記者がいると思う?」とオバ記者が強引に夏の終わりの北三陸を緊急レポート! ...

あまちゃんメモリアルブック NHKウイークリーステラ臨時増刊10月30日号あまなつShopあまなつで見る同じレイアウトで作成
いやぁ、今朝のあまちゃんは観たいような、観たくないような、微妙な気持ちでした。

震災は鉄拳のアニメーションで描かれるかと思っていたのですが、観光協会のジオラマを使って描かれていました。
まあ、津波の描写もあるのでアニメーショはまた使われるのかもしれませんが…。
観光協会の無駄に大きいジオラマも伏線になっていたんですねぇ。
宮藤官九郎脚本の緻密さに感心してしまいます。

さて、ユイちゃんと大吉さんは史実通り、トンネルの中で電車(いや、ディーゼル車だ!)が止まって助かったようですね。
トンネルの中の暗闇の恐怖に大吉さんが立ち向かっていく場面でゴーストバスターズを歌っていたのを観て、あのカラオケすらも伏線だったのかと驚きますね。

多分、明日かあさってあたりに帰宅困難状態になった東京の様子も描かれるみたいですね。
まだ、生々しい被災地の様子は(予算の都合とかもあると思うけど)極力、表現しないのではと思います。
地震の光景を観るには生々しすぎるという人もいるでしょうからね。

東京のシアターでのアキや太巻、水口、GMTのメンバーの様子を被災地の人はどう観たんだろうか…。
シアターでの空気感はまさにあの日の東京のそれが描かれてると思います。
本当にあの日は淡々と過ぎていった印象があります。
日常の中に非日常が入ってきたけどそれをまだ、間接的にしか経験していない私達は受け止めきれて無かったんでしょうね。

津波の被害や映像がTVなどのメディアに出てくるのは翌日以降だった様に覚えています。
本当に震災の重大さを認識するのは少なくとも関東に住んでいる自分には翌日以降だと思います。

覚えているのは翌日の朝に帰宅困難者がやっと動いた電車で戻ってくる風景でした。
いつものラッシュとは逆方向の込みようでしたね。
それから、ネットでスーパーから商品が水やカップラーメンなどが消えてるって書き込みを観て、念の為に近所の大型スーパーに行った所、開店前のすでに1000人以上の人が並んでいて(そうこんな時でも文句を言いながら並んでいた)開店と同時に人が流れ込み店内が満員電車の様になっていたのを思い出します。

あまちゃん元々、カップラーメンや米などは家に沢山あったり、水もガスも電気も使えたので不自由はなく結局、野菜や肉などいつも買ってる程度のモノを買っただけで帰りました。
すごい量の水や食料を買っている人もいたけど、まあ、不安だったんでしょうね。
これ以降はひたすらテレビを観ていたように思います。

いやぁ、記憶とあまちゃんのドラマが混ざってしまいますね。
今朝はあの震災を改めて色んな人があの日を思い出したんでしょうねぇ。
淡々と非日常の中の日常が描かれる様子は少なくとも東京で震災を迎えた人には、直接的な表現よりも記憶を思い起こしますねぇ。

まあ、これまでの東京編まではある意味、登場人物の過去と対峙して過去を許す物語だったけど、震災以降はいかに未来へ向かって希望を持つかの話しになると思います。
だからこそのあまちゃんはアイドルの話なんだと思います。
『踊っ て歌って潜ってウニ取って上がって食わせる、そんなアイドル』が北三陸の街に希望を持たせる話になる事を勝手に夢想しました。

夏ばっぱからのメール良い知らせだといいなぁ。