あなたはどっち? アイドルに求めるのは“憧れ”か“親しみ”か!? (オリコン) - Yahoo!ニュース
確かに親しみやすさを強調したことで、これまでアイドルに興味がなかった人を引き込んだ点は最大限に評価されるべき。また、ひとつのムーブメントが巻き起きれば、反動として真逆のアプローチが生まれることも必然なのだ。今回は“憧れ”と“親しみ”で二極化しての検証だったが、近い将来、まったく異なるアプローチでこの二極化を根本から覆すようなアイドルの出現にも大いに期待したい。 ...

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まあ、ここ数年は「親しみ」はアイドル市場って言うのはAKBの独占だったでしょうねぇ。
確かに憧れられるようなアイドルってここ数年観てないような気がします。
敷いてあげれば結婚前の安室奈美恵とかなぁ。

それ以後は、アイドルではなく、女優、モデル、読者モデルみたいな順序で移っていったけど最終的にはどんどん下がって行くというか結局は親しみやすさに帰結してるのが興味深いね。
前ならカリスマって感じの人がこれに当たっていたんだけど読モ辺りがカリスマを連発してカリスマの価値が安くなってしまったからねぇ。

この辺、何でもAKB内で済まそうとさせていた秋元さんが篠田麻里子をAKBに入れていたのは流石だよねぇ。
でも、いずれもプチカリスマばかりで圧倒的な物がないよねぇ。

ある意味、カリスマ性のない子たちを数で押し出す秋元さんの方法は革命的だよね。(弊害も多けどね)
引用先の記事としては「親しみ」やすいアイドルが飽和してくれば「憧れ」を持たれるようなアイドルがカウンターとして現れるはずだって話な訳です。
まあ、何というかマーケティング的な考えだとそうなるんでしょうねぇ。

でも、現実はそんなに甘くない。
多分、武井咲とか剛力彩芽なんかはそういったマーケティングのもと、カリスマをゴリ押しで創りだそうとしたんでしょうね。

現代では憧れの対象になるような人を作るのは大変でしょうね。
2ちゃんねるなどでは匿名の悪意としか言えないような、ただ有名なだけで好き嫌いさえ関係なく、娯楽としての中傷と捏造を繰り返すような人たちが沢山居るから、憧れの対象になるのは難しいでしょうねぇ。

ここで考えてみるとここに来てAKBを猛追してるももクロちゃんはどうなんだろう?
正直、カリスマには観えないよねぇ、ふにゃふにゃしてるし(笑)。
親しみ易い娘たちだけどAKBの様に接触が出来るような近さはないよねぇ。

でも、彼女達がカリスマを発揮する場所がある。
ステージだ。
そのステージは宗教的(最近は違った意味で宗教的だか…。)とも言われるほどの熱狂を生んでいるし、数万人をたった五人で集めてしまうそれは、まさにカリスマじゃないかと思う。

だだ、従来のカリスマと違うのは限定的なカリスマって所でしょうね。
ステージの上では憧れられる様な、カリスマだけど、一度ステージを降りれば親しみやすい、いや親しみやすすぎて頼りなささえ感じる5人組こそが新しい時代のハイブリッドなカリスマなのかも知れない。
週末ヒロインって言うのも今考えると最初から限定的なヒロインなんですね。

本来、憧れと親しみやすさは相反するものだけど、日常とステージを分ける事で両方を兼ね備えた第三の道を歩いてるからこそ、人気が出てるのかも知れない。
親しみやすさと近さならAKB、カリスマはこの時代造りづらい、そんな中で現れたのがももクロと言ってしまうのはあまりにもファンの盲目的信奉なんでしょうか…。

高橋みなみまあ、CDが廃れ、ライブが主流になって来てる音楽界において圧倒的なステージ力があってこその事だとは思うんだけど、そのライブにあぐらを組んで偉そうにしてるだけではそのカリスマを維持出来ないのでしょう。

ももクロちゃん達にアドバンテージがあるとすれば、それは彼女達がまだ、完成されていない事でしょうね。
まだまだ、彼女達は高みに登っていける余地があるって事なんだよねぇ。
歌もダンスも、まだまだだし、将来的にはアイドル以外にも女優やバラエティなどへのパスがある事務所に居るから本人が芸能活動の継続を望めばまだまだ先がある。

残念ながら、AKBはそれ自体が頂上にになってしまい、卒業後に価値が落ちてしまう。
AKBを卒業してAKB以上の成功を手に出来ればそれを目指すという物語を紡ぐ事が出来るかも知れないが、残念ながら前田敦子ですら、AKBの絶頂期と比べると下り坂なのは無念としか言い様がない。

残念なのは今のところ前田敦子を超えるような人材がいない現状では今が頂点なんでしょうねぇ。
親しみやすさだけでは今が頂点、やはりAKBもこの先を目指すのなら前田敦子さえ超えるようなカリスマ的なメンバーが必要なのかも。