2団体同時に所属契約の快挙、プロレスラー飯伏幸太って何者?「ももクロの赤がリングに立ったような...」 | 日刊ナックルズ
性別も年齢も違うし、そもそも飯伏の方がキャリアは長いが、「某ももクロの赤い子がプロレスをやったらどうなるか?」を想像すると、飯伏のポジションが伝わるかもしれない。早い話が、彼はおそろしい身体能力を持つ「愛すべきアホの子」なのである。  言ってみれば今回の事件は、某ももクロの赤い子がスターダスト以外の事務所にも所属し、「別のアイドルグループとしても活動します」と宣言したも同然のあり得ない話だと考えていただきたい。  では、業界最大手の団体が頭を下げてまで欲しがった飯伏選手がどのような人物か、実際の映像でご確認ください。 ...

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あなたは飯伏幸太を知っているだろうか?
プロレス界には過去、天才と呼べる人は二人しか存在していない。

一人はジャンボ鶴田。
元々はバスケットの選手だったが、バスケットではプロが無いし、オリンピック予選でも、日本は勝てないからという理由でバスケを辞め、オリンピックに出やすそうという理由でレスリングを初め本当に3年後にオリンピック代表になり、プロレス入り、リングで戦った長州力でさえこの男には勝てないと言わしめた男である。

もう一人は初代タイガーマスク(佐山サトル)。
言わずと知れた4次元殺法と格闘技の両方の才能に恵まれた男。
なぜ天才と呼ばれるかは書く必要も無いでしょう。

馬場や猪木は天才ではなく、努力と背負った物語と権力で上りつめた人。
もちろん、深い物は沢山あるけど天賦の才を持っていた訳ではない。
天才とは努力はもちろんしてるけど、自然とそれが身についてる人の事。
人並み外れた努力や自分が人生を賭けなくても、ヒラリとそれが出来てしまう人の事をいう。

そして今、3人目と言っていい男、それが飯伏幸太。
彼の試合をみればその身体能力の高さはすぐに判るでしょう。
しかし、彼を天才たらしめてるのはそのセンス。
試合運びを観れば私のようなゴリゴリの古参プロレスファンさえも絶賛しか出来なくなる。
元IWGPジュニアチャンピオン(日本のプロレスの世界ではこの階級のナンバーワンのベルト)でもある。

でも、そんなに詳しくないけどたまにはプロレス見るけどよく知らないよって人もいると思う。
それは彼が所属する団体がDDTという地上波で放送されていない団体の選手だからです。
DDTという団体自体はそのルーツに明らかに学生プロレスのDNAを持つ団体。
シリアスなプロレスファンからはあまり評判は良くないけど、破天荒さとプロレスの可能性の拡張って意味ではある意味最先端にいる団体。(ただし最先端だけど方向が合ってるかは謎)

百田夏菜子引用先で言ってるようにある意味、ももいろクローバーZの赤こと百田夏菜子と共通点が多い。
身体能力の高さ、おバカ、面白い物への嗅覚の鋭さ、試合への全力感はあるけど、力を抜く時は思いっきり抜くき、笑いも受け入れる、欲よりも楽しい事が大好き、そしてトンパチ。
そして何より、DDTの中にあった「ほもいろクローバーZ」の構成員でもあった。

そしてここに来て大きな動きがあった。
DDTと新日本プロレスの2団体所属になることが決まった。
要するに、DDTという団体に所属したまま、新日本プロレスに入団が決まったのです。
そして基本的にはDDTの試合には全試合これまで通りに出場、新日本プロレスにはビックマッチなどの時だけの出場になる。

これがどれだけ凄いことかというと、DDTに所属したままという最大の譲歩で新日本プロレスが彼を三顧の礼で向かい入れたって話なのです。
百田夏菜子で例えるなら、ももいろクロバーに所属したままで、AKBのセンターに向かい入れられるようなモノです。
それほどまでして、ある意味新日本のプライドさえ捨て向かい入れるって事なのです。
それほどの業界が認める天才であり、スター候補生なのです。

新日本プロレスとしてはライガーの高齢化に伴って、テレビ的に映えるジュニアヘビーの人材が欲しかったのでしょう。
オカダカズチカという若いチャンピオン路線が成功した今、ジュニアヘビーでも若い天才がテレビ的にも、欲しいのでしょう。
ルックスも今風だしね。
テレビに定期的に出るようになればファン、特に女性ファンが沢山付くでしょうね。

ある意味、飯伏幸太はプロレス界が大復活を遂げるための秘密兵器。
そして舞台は揃った。
これから、プロレスを知らない人も彼の名前を観ることになるでしょう。
アイドルに興味ない人もももクロの赤と言われれば百田夏菜子の顔が浮かぶように…。

ちなみにこの会見の司会をしてるのは、ももクロのファンには馴染みの深い、しおりんにびんたされるアナウンサーこと、清野茂樹さんです。
こっちが本業ですよ(笑)