NEC presents『Crossroad(クロスロード)』:テレビ東京
3月中旬、日本のエンターテイメント界にとって歴史的なイベントが行われました。 それは、「ももいろクローバーZ」の5人による、女性グループ初の国立競技場でのコンサート。 しかも2DAYS。2日間で約11万人もの観客を動員し魅了しました。 この歴史的なイベントを仕掛けたのが・・・演出家・佐々木敦規。 ...

竹山ロックンロール 1 [DVD]あまなつShopあまなつで見る同じレイアウトで作成
いやぁ、『Crossroad(クロスロード)』観ながら酒飲んじゃったら、いい感じで酔っ払ってしまいました。
酔っ払った勢いで書いてるので無礼があったらすいません。

まあ、ももクロを語る上で欠かせない人物ですよね、佐々木さんは…。
ももクロを語る上で欠かせない人物と言えばkwkmさんとか世界のゆみ先生とか色々いるんだけど、共通点があるように感じます。

佐々木さんといえば佐々木アマ(ちなみに佐々木プロはあーりん)なんてあだ名があるくらい一部のファンからは不評を買っていいたりするんですがその原因は主にゲストの起用、DVDなどでのカメラのスイッチングの早さみたいですね。
まあ、ゲストの起用は元々テレビ畑の人ですからバラエティ的な演出方法なんでしょうね。
早いスイッチングが嫌われるのはももクロちゃん自信やダンスのフリなどをじっくり観たいという欲求からでしょうね。

DVDを買う層だからどちらかと言うと濃い目の層なので当然の批判なんですが、佐々木さんの演出を観てると彼の目はやっぱりその先というか向こう側を観てるような気がします。
ファン向けではなく、一般向けに向かって演出や映像を作ってるような気がします。
さすがに今回の国立の演出はももクロのひとつの区切りとして、いつもの佐々木演出は影を潜めていたようにも感じます。

佐々木さんの演出を観てると新しい試みが沢山あったりするんですが、正直、最初にそれを取り入れる時は、元ネタそのまんまって事も多いですね(笑)。
でも、2回め以降はちゃんとそれを活かしてくる所はさすがだなと思いますね。
あと、立体的な演出も多い。
奥行きとか、上に伸びる様な演出が多いのは、大会場が多くて天井が高い(もしくは無い)からなのかな?
まあ、色々な試行錯誤をして、最近では大会場の演出は熟れてきた感はありますね。

共通点の話に戻るんだけど、kwkmさんはアイドルの売り方に関してはほとんど経験がない(グラビアアイドル売り出し経験はあったけど)、世界のゆみ先生も、アイドルの振り付けはももクロに関わったのが初めてだと思うし、佐々木さんもコンサートの演出はももクロが初めて…。

佐々木敦規言い方が悪いかも知れなけどももクロのキーマンはみんな素人同然から始まってるんですね。
ただし、誤解してはいけないのは3人とも多分野とはいえ実績を残している人達だという事。
kwkmさんは沢尻エリカを、世界のゆみ先生はtrfのバックダンサーを、佐々木さんはお笑いや格闘技で…。

それが新しい領域の仕事としてももクロに会って花を咲かせた。
新しいトレンドを作る人ってやっぱり他の分野から新しい分野に来た人達が創るんですねぇ。
既存の専門家が集まったのではやっぱり革新は生まれないんでしょうね。

そう言えば、ももクロちゃん達も基本的にはアイドルではなく女優を目指してスターダストの門を叩いてるんですよね。
ももクロってある意味いろんな人達の分岐点(クロスロード)だったんですねぇ