残念ながらあまり得る所がない感じだったかなぁ。
まあ、News23を観るような層には十分だったのかも知れないけど。
クールジャパンと絡めた特集だったんですねぇ。
まあ、BABYMETALの海外進出は棚からぼたもち的な側面はあるけど、基本的にパロディに成りかねない所をちゃんとした実力のあるアイドルとバックのメンバーを始めとするスタッフの本気が伝わった結果じゃないかなぁ。

まあ、海外進出といってもボロ儲け出来るような仕事では無いだろうから、補助金的な物が出るならアミューズなんかも欲しいんだろうなぁ。
今までは政府に近づいてるアイドルってAKBが突出していたけど、これからはPerfumeの事もあってアミューズが政府に近づく場面は増えるのかも。

そういえば安倍政権になってから首相官邸とか内閣府にアイドルが足を踏み込む機会が増えた様な気がしますね。
まあ、安倍さんが秋元さんところで飯を食う仲だからねぇ。
ミーハーなのかも知れませんね(笑)。
奥さんが韓流大好きって公言していたから、その辺で文化輸出戦略の重要性に気がついたのかな？
でも、その割にはクールジャパン担当相は微妙な感じだね。

稲田朋美って確か結構なタカ派じゃなかったけ？
テレビってことでクールジャパンぽい服を着てたけどセンスは微妙でしたね。
基本的に右系の人って日本大好きだから何でも日本の物は素晴らしいって思いがちだと、日本の特製を見極めてセレクトしなければいけないクールジャパン担当相には向かないかも。

一昔前はクールジャパンといえば漫画とアニメだったけど、アニメはともかく、漫画は一時期の熱狂は冷めてきてるようですね。
特にアメリカで今ひとつなのが厳しい原因かなぁ。
フランスを始めとするヨーロッパ辺りではまだ人気はあるみたいだけど市場の大きなアメリカで流行らないと商売としては小粒になってしまう。

ここに来て、アイドルやビジュアル系などが外国で持て囃され始めたのはやっぱり言葉の壁があった音楽の世界で単純に音だけでは伝わらなかったモノがYoutubeの様な映像を伴ったものがダイレクトに見れるようになったのが大きんだろうねぇ。
音と映像になる事で言葉の壁の割合が減って受け入れやすくなったって言うのが大きいんだろうね。

また、新しい音楽の潮流は常に欧米から来ていたけど、音楽自体が飽和を迎えて新しいモノが生まれづらい状況で色々新しいものを欧米側も探してるって事なんでしょうね。
まあ、問題はこれが商売になるところまで持っていけるかどうかでしょうね。

本音を言えば各芸能事務所は欧米よりも中国へ進出したいんだろうなぁ。
一発当てた時の金額が大きそうだし、文化的にも近そうな感じだしね。
しかし、色々と交渉先が一枚岩じゃないとか、中国と日本の政治情勢が露骨に影響するなど日本の芸能界のやり方が通じずAKBやジャニーズでさえ進出、出来ない現状では一時の中国熱は冷め切ってるんだろうなぁ。

個人的にはクールジャパンは欧米ではなくインドあたりに売り込んだほうが面白いと思うんだけどなぁ。
まあ、巨人の星がおもいっきり失敗したみたいだけど、あれは現地に媚び過ぎでしょう。
日本そのままの熱を売り込むのがクールジャパンに必要な事じゃないかなぁ。
クールなのに熱を売り込めって変な話だけどね(笑)。