さだクロ もしくは ももいろマサシZ - フジテレビONE/TWO/NEXT(ワンツーネクスト)
2012年4月さだまさし還暦のお誕生日に開催された歴史的コンサート「60人のまさしくんWORLD」。初対面から4年ですっかりなかよくなった さだとももクロがフジテレビNEXT音組に帰ってきた!当時初共演した「むかし子供達は」、『FNS』で共演を果たした「秋桜」、『坂崎幸之助のももいろフォーク村』でももクロが勝手にカバーした「雨やどり」「19才」「つゆのあとさき」「防人の詩」「飛梅」、そしてももクロの新作アルバムにさだが提供した新曲「仏桑花」、数々の楽曲をももクロとさだと歌い比べ!「フレディもしくは三教街」「パンプキン・パイとシナモン・ティー」(予定)など新しいコラボレーションと、さだの本気の楽曲、ももクロの本気の楽曲も聴き比べる、2時間の完全オリジナルライブセッション!生放送。 ...

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いやぁ、「さだクロもしくはももいろマサシZ」は面白かったですね。
正直、杏果の不調もあってどうなるかと心配でしたが、終わってみれば非常に感動的な放送でした。
考えてみると今回の「さだクロもしくはももいろマサシZ」も「ももいろフォーク村」っていわゆるTVのセオリーであるお笑い芸人もちょっと使えそうな情報もないし、画面にワザとらしい字幕も出てこない。
画面ではただ、アーティストとアイドルが短くしゃべり、歌を歌う、それだけなのに濃密な時間が流れ感動を呼ぶことが出来る。
今の地上波では失ってしまったものが「そこ」ある様な番組ですね。

思い返してみれば今日の放送はある意味、一番最初のフォーク村(ももいろじゃない)から始まる長い長い物語なんです。
すべてはあーりんの「秋桜」から始まった。
最初の「秋桜」はファンから観てもお世辞にも上手いとは言えない出来だった…。
多分、出来の酷さを一番判っていたのはあーりんなんだと思う。
ネットでも叩かれていましたね、きっと本人はカラオケのノリで選曲した程度の軽いノリだったのでしょう。
普通あれだけ叩かれたら「秋桜」を二度と歌う事はないでしょう、しかしももクロ陣営(Kwkmさん?)はその後も何回もあーりんに「秋桜」を歌わせ、そして作者であるさだまさしのコンサートに単独で出演して「秋桜」を歌わせた。
一部ではあーりんに対するイジメじゃないかなんて話が出たほど…。
あれはきっとあーりんに歌う事を嫌いになって欲しくないって所から始まってるんじゃないかな。
それに付き合ってくれたさださんの器の大きさにも感謝です。
最近、このブログでももクロを評する時に「絆」って言葉を使うけど、彼女たちの本当の凄いところはそこから物語を作り上げる事が出来る事だと思うのです。
今回のあーりんの「秋桜」は良かった(*^_^*)
今までのあーりんの「秋桜」を知っていればいるほど感慨深いモノがあった様に思います、「

夏菜子の「防人の詩」も面白かったです。
もちろん、さださんとの実力差は明らかでしたが、夏菜子のいつもサビを任されるようなエキセントリックな一点に集中するような歌い方に対して、さださんの一言、一言に気持ちを込めるような歌い方は夏菜子も勉強になる所があったような気がします。

パンプキンパイとシナモンティー はギターの弾き語りと言う事でしおりんパニック!
器用貧乏とさえ言われるしおりんがパニクってる姿は貴重ですね。
でも、なんだかんだで熟してる所を観るともっと難しい事をさせたいと思うのは私だけでしょうか?
まあ、今回はMCも頑張っていたからこれぐらいで…。

れにちゃんは今回はまさかの「さだまさし」コスプレ(笑)。
これは流石に誰も思いつかなかった(笑)。

佐々木彩夏そして杏果。
正直、通常の杏果を100%とすれば60%〜70%ぐらいって感じかな?
やはり花粉症&中耳炎の影響は否めなかった。
左耳に付けていたのは耳栓かな?
でも、杏果は60%〜70%ならば60%〜70%の中のベストを見せてくれたと思う。
それはプロとしてとても大切なことなんだと思う。
でも、さださんなら判ってると思うけど、100%の杏果をさださんに見せたかった。
モノノフが誇る歌姫の100%を…。

「秋桜」「仏桑花」「親父の一番長い日」の3曲はさだまさしファンでも注目の豪華なメドレーでした。
さださんが途中で歌詞が飛ぶというアクシデントがあったけど、伝えるのは歌詞じゃなくて気持ちなんだと気が付かされたような気がしました。

今日の放送はまたきっと次への物語の始まりになるんでしょうね。
いつか、吉田拓郎との共演も観てみたいなぁ…。