「圧縮陳列、見直さない」ドン・キホーテ本社が対応発表 - asahi.com : 社会
記事引用
ドン・キホーテ本社は16日、火災に関する今後の対応を発表し、延べ床面積が2000平方メートル以上の店舗については「来年6月までに原則としてスプリンクラーを設置する」との考えを示した。商品を高く積み上げる独特の「圧縮陳列」については「コンセプトを変更する予定はない」とした。また、安田隆夫社長の出処進退に関しては、一部報道にあったような辞任の意向について「現時点では一切ない」と否定した。

今回のドンキホーテの事件の本質は放火犯が捕まったとかどうかというよりもドンキホーテの圧縮陳列にある。
アレだけ通路が狭く天井まで商品が高く積まれていればいったん火がつけば天井まで火が回るのが速いのは素人でも解る。
通常、天井まで火がつけば一般人での消火は難しいのが通説です。
むしろ、消防署が圧縮陳列を見逃している事に問題があるのでは?
もし、圧縮陳列が法律に引っかからないのなら法律を改正するべきだと思う。

ある、ブログで火を犯人が悪いのであってドンキホーテを悪く言う風潮はおかしいという論調を観たけど根本的に間違ってると思う。
もし、ドンキホーテが常識的に燃えにくい構造なら死者は出なかったかもしれない。

ただ、圧縮陳列を止めてしまうとただのその辺にあるディスカウントストアと同じになってしまうのも事実だ。
ここで圧縮陳列以外のアピールポイントを作らないと本当の意味でドンキホーテの危機が来ると思う。
残念ながらドンキホーテはやり方を変えるつもりはないらしい。
しかし、いずれ消防法がらみで取り締まりが入るのは間違いないと思う。
圧縮陳列の時代は終わったと言わざるをえない。