何の不満も無いから死にたい? 一流女子高生の不可解

引用:
「もちろん自殺には複合的要因があるのですが、不満が無いのが不満という理由もあるんです。トップクラスの高校に入って、入ったら輝かしい未来が開けると思っていたら、平坦な道が広がっているだけ。優秀とされる男子校、女子校は特に、異性との交流も無く、ただつまらないだけと退学する生徒も多い。一方で、不満が無く平坦であるがゆえに悲劇のヒロインに憧れる。自殺したらヒロインのごとく生きた証をのこせるのではないか、と自殺に走る。大人は不満が無いから自殺、というと理解できないようですが、実際にこういうことがあるんです」

子供の頃に「死」について考えるのは別に珍しい事ではない。
優秀な高校生っていうのが以外に子供って事じゃないのかなぁ。
考えるだけでなく実行してしまうんだもんねぇ。

気になるのはふたりで自殺したって事。
ひとりが死んでひとりが生き残ってしまったって事。
生き残った彼女には一生の十字架を背負うことになってしまうのでしょうね。

最近、集団自殺って流行ってるけど私は認めたくないなぁ。
自殺自体は実は否定するつもりはない。
人生、どうにもならない時や行き詰ってしまう時っていうのは確かにある。
すべての人間が強い訳でもないし、死んでしまったほうが楽なほど悲惨な状況っていうのは少ないけど確かにあるものです。
悲しいけど厳しいのも現実です。

でも、道連れを作るのは辞めたほうがいい、いや、辞めるべきだ。
自殺っていうのは衝動的なものだ。
本当に自殺したいかどうかなんて本人にも判らない。
自殺を一緒にしようとしてるその人が本気なのかなんて誰にも判らない。
自殺を一緒にする事でひょっとしたら同時に殺人もする事になるかもしれない。
自殺はひとりでしてください。

ひとりで自殺する勇気があれば何か出来るかもしれないけどね。