<iPhone>全米で一斉に発売 アップルの新携帯電話

引用:
 「iPhone」は、手のひらサイズの画面に触れて操作するタッチパネル方式。携帯電話に付き物だったボタンがない。ネット接続が可能なカメラ付きで、新タイプの携帯電話として発売前から世界的に注目されていた。
 ニューヨーク五番街のセントラルパークに近いアップルの大型販売店前には、この日早朝から購入を待つ長い列ができ、販売が始まる午後6時(日本時間30日午前7時)前には、歩道を埋め尽くした人の列は大きなビルをぐるっと1周するほどに。午後6時ちょうどに玄関が開くと、購入希望者たちはアップル社員と抱き合ったり、手をたたき合ったりしながら店に入った。

元MAC使いとしてはiPhoneを観るたびに思うのはあれこそが遅れてきたニュートンなんではないかって事。
携帯電話としてのiPhoneの機能は実は結構しょぼい。
電池は外せないし(電池がダメになったらメーカー交換)、カメラもたいした事ないし、音楽プレーヤーも既に携帯電話の世界では珍しくない。
タッチパネルだって既に日本の携帯電話メーカーは取り入れた。

しかし、iPhoneはやはり違うのだ。
例えるのなら日本の携帯電話が百円ライターならば、iPhoneはジッポなんだ。
タバコに火を付けるだけならばどちらも同じなんだけど持っていれば見せたくなるし、見たくなる。
ニュートンの時はハードが追いついていなかった(液晶もモノクロだった)けどハードがついにソフトに追いついてきた。

iPhoneが他の携帯電話と違うのは持ってみたいと思わせる魅力だ。
日本の携帯電話の様に少しずつバージョンアップしていく様な形では作れないモノがそこにある。
欠点すら魅力になる手になじむ携帯電話の誕生だと思う。
あー、今頃アメリカ人はiPhoneもってニヤニヤしてんだろうなぁ〜。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070630-00000013-mai-soci