平田容疑者「震災で自分の立場考えた」 - 社会ニュース : nikkansports.com
 警視庁に出頭し、逮捕監禁致死容疑で逮捕されたオウム真理教元幹部の平田信容疑者(46)が2日、面会した滝本太郎弁護士に対し、松本智津夫死刑囚(56=教祖名麻原彰晃)について「教祖の死刑は当然と考えている」と話した。滝本弁護士が報道陣に明らかにした。 ...


うーん、あまり平田容疑者の言動は信用できないなぁ、というのが感想です。
結局のところ重要な事案に関しては否認、逃亡中のことに関しては言えない、そして麻原が死刑になるのを遅らせる為のようなタイミング。

そして一番気になるのは滝本太郎弁護士に面会を求めたとの事。
このタイミングの面会という事は弁護を依頼した可能性が高い。
滝本太郎弁護士自体は殺された坂本弁護士と同じ事務所で自らもサリンによる被害を受けている人物。
また教団からの脱退の手助けをしている反オウムの急先鋒でもある。

王国への追跡 〜地下鉄サリン事件から15年 オウム特別手配犯の潜伏先〜あまなつShopあまなつで見る同じレイアウトで作成
ただ、気になるのはオウム信者に甘い人でもある事。
やさしい方なのかもしれないのですが教団に脱退届けを出していない信者でも麻原に帰依していないといえば信者でもないとの扱いをしてしまう。
しかしきっぱりと本人がけじめを付けていない状態では周りも社会も元信者を受け入れるのは難しいし、また本人も教団関係者から誘われたりするのではないかと不安です。

今回も、もし滝本太郎弁護士が弁護を受けるような事になれば、教団のコントロール化にある可能性が高い平田信容疑者に利用されてしまう可能性を危惧してしまいます。

平田信容疑者に関しては慎重に対峙する必要があるようです。