注目の新譜:AKB48 トップアイドルグループの赤裸々な真実を追うドキュメンタリー映画 - MANTANWEB(まんたんウェブ)
テレビや新聞を通じてよく見知った彼女たちがいる一方で、中心メンバーの前田敦子さんが過呼吸で倒れ、ファン投票で順位が決定する総選挙では前田さんに敗れた昨年度1位の大島優子さんが号泣するなど、笑顔のない、というよりも涙に満ち、怒号が飛び交うバックステージを冷酷なまでに赤裸々に映し出していく。インタビューでは驚くような本音も飛び出している。 ...

DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on少女たちは傷つきながら、夢を見る スペシャル・エディション(2枚組) [DVD]あまなつShopあまなつで見る同じレイアウトで作成
いやぁ、なんか最近のアイドルは良く泣く場面を観る事が多いよね。
たぶん、モーニング娘。辺りから始まった手法でアイドルに物語を付与することでファンを増やす方法ですね。
物語をすすめるのに一番簡単な手法は壁を与えてそれを乗り越えさせるって事。
そして壁を乗り越える事で泣く姿を観せて共感させるって方法。
まあ、なんだかんだいっても男は女の子の涙には弱いからなぁ。

AKBもももクロもよく泣きます。
基本的にな本質は変わりなく悲しみの涙や壁を乗り越える事で得られる涙です。
ここから先は好みの範疇だと思うのですがAKBとももクロの涙は微妙に違うと思う。

基本的にAKBの涙は個人で流す涙が多いように思います。
たとえチームや全体の結果であっても涙は自分に向かっているように思います。

それに比べももクロの涙は自分だけではなくチームや周りを含めての涙に感じます。
それはきっとAKBがチームであっても最終的には個人の争いである事に起因すると思います。
最終的にAKBはまず、内部での戦いなのです。
それに比べももクロは少なくとも現時点では内部の戦いではなくむしろ団結の涙なのです。

そしてそれはメンバー間だけでなく、周りの運営やスタッフにも感じます。
ももクロの周りのスタッフには温かい目線を感じますがAKBのスタッフにはビジネスライクなモノを感じます。
これはどちらが良いとかの話ではなく、置かれてる立場や売り方によって変わるのでしょう。

ただ、筆者のこの好みとしてはももクロの暖かいムードに包まれた涙を好みます。
AKBの孤独に戦う涙は正直残酷すぎて目を向ける事ができません。
AKBのファンは孤独な涙だからこそ支えてあげたいと思うのでしょうね。