NEC携帯電話事業撤退 沈みゆくガラケー (朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
従来型携帯は開発も生産もやめ、生産拠点のNEC埼玉(埼玉県神川町)は無線装置や人工衛星関連など社会インフラ事業の工場に衣替えする。スマートフォンは12年から海外メーカーへの生産委託に切り替えており、当面は「メディアス」ブランドでの販売を続ける。開発部門がある「NECカシオモバイルコミュニケーションズ」は、レノボへの売却に向け昨年から交渉を進めており、売却が決まれば日本メーカーの携帯事業が海外勢に買収される初の例となる。 ...
週刊 東洋経済 2013年 3/30号 [雑誌]あまなつShopあまなつで見る同じレイアウトで作成
もう、日本の携帯(スマホ)含むはダメなんでしょうか?
まあ、確かに話題になるスマホはみんな外国製だし、OSはみんな外国製だもんねぇ。
OSを日本で開発しないでAndroidを採用すると決めた時点ですでに勝負は決まっていたのかも。

さて、今回の主題は日本の製造業がダメだって話ではなく、これでdocomoがiPhoneを採用するに当たっての障害が無くなりかけてるって話。
最近では一時期の勢いが無くなってきたとはいえ未だに一番売れてるスマホはiPhoneなのです。
しかも、docomoというまだ手をつけていない金鉱を残したままで…。

どこもそうは言ってもiPhoneの場合、採用するには大量の販売ノルマを突きつけて来ることは明らかな訳なのです。
例えそのノルマを達成できても、すでに携帯電話の市場は飽和してる訳だから、iPhoneが売れれば他のメーカーのスマホや携帯電話が売れなくなる訳です。

ただでさえヘロヘロの日本のメーカーの携帯電話やスマホが売れなくなっては日本の景気にすら影響がでる可能性があった訳でdocomoだけの思惑だけでなく、直接的ではないにせよ、政財界からiPhoneの採用にはストップがかかっていた可能性は高いと思います。

それが日本のメーカー自ら撤退を表明した訳ですから、もう障害は無くなったと言っても良いのではないでしょうか。
まあ、iPhone5Sではさすがに早すぎるでしょうけど、iPhone6辺りでは十分あるかもしれません。

個人的には海外の適当なアナリストの推測よりも今回のNECの携帯事業撤退のニュースのほうがdocomoのiPhone参入へのニュースの根拠としては重要だと思います。

もう、アメリカ辺りでは主要な携帯事業者はiPhoneを採用してるので日本もそうなるのでしょうね。
もう、携帯電話は円熟期を迎えているのでしょうね。
劇的に新しい機能などは望めないのかも。
すでに、iWatchとかGoogleGlassとか新しいデバイスが開発されていますが日本のメーカーと来たら…。
残念ながら情報端末の分野では日本の入り込むスキはないのかもね。