たかじんのそこまで言って委員会
2013年4月28日放送 やしきたかじん 平松邦夫(副委員長代理) 津川雅彦、田嶋陽子 飯島 勲、桂ざこば 加藤清隆、井上和彦 竹田恒泰、八田亜矢子 島村英紀 (武蔵野学院大学特任教授) 井上公造 (芸能ジャーナリスト) 森田 豊 (医療ジャーナリスト) 三橋貴明 (経済評論家) ...
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たかじんのそこまで言って委員会4月28日放送分を見ることが出来ました。
本当の事をいうと私が住んでる地域では放送していないんですが文明の進歩のお陰でネットで(以下自粛)。

番組の存在は知っていますし、昔は私の住んでる地域でも見ることが出来たのですがいつの間にか見ることが出来なくなっていましたねぇ。
まあ、たまにネットで見つけて見ることはあったのですが毎回観てるわけではありません。

今回、観たのはももいろクローバーZがらみのお題があるって事だったから。
前にたかじんさんがAKBは中国でももクロは台湾みたいなもんだなんて発言もあった様ですね。
ただ今回は番組的に、ちょっとした悪意があったようにも思いました。

たかじんネタとして鳥インフルエンザや経済、富士山噴火、北朝鮮問題に混じってなぜかももクロ中毒大増殖ってネタが有ったんですが正直、唐突だし、パネラー達もよく判らん的な空気が流れていました。
でも、番組的には一人の男を狙い撃ちするネタだったんですね。
そう、それはパネラー及び北朝鮮問題をプレゼンしにきた飯島参与。

軽く井上公造がももクロは人気がある的な話をするのですが、番組的にはこの間の桜を観る会の写真や7番勝負での飯島参与の映像を出して、何してんねん的な軽い揶揄的な内容でした。

孫のチケットの為の出演と言いながらも原宿の街頭(微妙に間違ってる)から始めてるとかアウェーで懸命に説明しようとしてる飯島参与には好感が持てました。
ただ、ああいった扱いをされるのでは飯島参与も、ももクロ絡みではテレビとか出てくれないかもと思ってしまうような扱いでした。
テレビって怖いですねぇ。

で、ちょっと面白いなぁと思った部分は井上公造がプレゼンで使ったおっさんがももクロ中毒になる3つのポイントという物。

1,中年は「サクセスストーリー」にハマってしまう!
2,「若いころに遊んでない」オヤジほど危険!
3,音楽業界に「本当のスター」がいない

まあ、基本的に視聴者層は年齢が高めなのでおっさんや中年にこだわってるけどなかなかおもしろいと思いました。
特に3番目の「本当のスター」がいないっていうのは仲々本質を突いてるなと思いました。

2番めのに関してはももクロっていうよりもアイドルにハマったオッサンはって話だと思います。
1番目に関しては中年にも解りやすい入り口が路上パフォーマンスからドームへって話なんだ事だと思います。
実際、売れる人には当たり前のようにサクセスストーリーがある訳で説明もしやすいし日本人は浪花節が好きって事を言いたいんだと思います。

3番目の音楽業界には本当のスターがいないって言うのはある意味、本当のスターが誰なのか判らないとも言い換えることが出来ると思います。
歌手ならば本質はともかく、人気はCDのランキングを観ればある程度は把握出来たのですが、現在のオリコンの1位が人気ナンバー1では無いことはもうみんな気がついているでしょう。

AKBの握手券商法を持ちださなくても自宅にCDプレーヤーを持っている人がほとんど居ない状況でCDの売上で人気を計るのがいかに愚かな事かは判るでしょう。

その中でももクロが動員力という一つの指標を持っているのが信頼に繋がってるんだと思います。
実際に満員にしてる事で数字に嘘がないからね。
でも動員力も決定的な指標にはならないんですけどねぇ。

嘘や曖昧な数字がないことで信頼を得てる部分は大きいと思います。
酸いも甘いも噛み分けたおっさんたちには嘘がないってだけでも引き寄せる要素になるんだと思います。