ももクロの「オズフェスト」出演が明らかにしたもの - 日々の音色とことば:
そういうわけで、今回のオズフェストで明らかになったのは「モノノフ」と「フェスリア充」の予想以上の距離の近さ、そして両者と「メタラー」の、微妙に重なりあいつつ相容れない関係性だったのではないだろうか。 なんてね。 ...
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基本的には引用先の感想が冷静に観てるのだと思うんだけど最後の結論だけが納得出来ないなぁ。
確かに現場のモノノフがよくサッカーのサポーターみたいって言われる事はあるけどただ単純にリア充のコミュニケーション装置として騒ぎたい人たちと親和性が高いっていうのはどうなんだろう。

もちろん、そういった人たちも居る事は事実だと思うけどメタラーの中だってそういった人いるでしょう?
ある音楽ジャンルやアーティストに対してファンである事はモノノフであることと同じじゃないですか。
もし、メタラーとモモノフに違いがあるとすれば、リア充のコミュニケーション装置との距離の近さじゃなくて、今を生きてるももいろクローバーZを応援するモノノフと過去に拘るメタラーの違いでは無いでしょうか。

メタラーが様式美とよく言うけどいつの間にか過去への憧憬になっていないか?
もちろんオズフェストはオジー・オズボーンのフェスだから古くからのファンも多かったとは思うのですが…。
過去にメタルが好きだった人が多かったんじゃないの?
昔、好きだった人が今、好きなモノノフの勢いに遅れを取るのは当たり前じゃないか…。

オジー過去ばかり観てるメタラーと今が旬のももいろクローバーZが対峙した時に例え人数が少なくてもそのパワーで圧倒されるのは当たり前だと思うのですがね。

今回、ももクロちゃん達が素晴らしかったのはメタルフェスという圧倒的な不利な状況でも自分達を貫き通したところにあるんだと思う。
ももクロちゃん達という”今”の輝きががメタルの”過去”の闇を吹き飛ばしたんだと思う。

フライデーによればオジー・オズボーンはももクロを評して「That's JAPAN!」と言ったそうです。
ももクロちゃん達が”今”である事を見抜いたのはメタル側ではオジー・オズボーンだけだったかもしれない。
まあ、実際はももクロちゃんの輝きを認めたメタルファンは多かったと思いますよ。

過去ばかり追っかけていれば当然ジャンルとしてメタルが衰退するのは当然の事。
オズフェストを主催するオジー・オズボーンこそがそれを判っていていろんなジャンルの音楽を集めてフェスを主催したのかもね。
オジー・オズボーンはメタルを過去のモノにする気は無さそうです。

色々な要素を取り込んで音楽は進化し続ける事で音楽は”今”になります。
まあ、そんな事を書きましたが「変わらない事」がそのジャンルであり続ける事の要因である事は判ってますよ。
ただ今回はちょっと頑固すぎたかも…。

ちょっと今回はメタラーに言い過ぎだったかも…。
先に謝っておきます、ごめんなさい。