そういえば流行語・新語大賞候補作が発表されましたね。
うーん、年々これいつ流行したの?って言葉が増えて来ましたね。
私のアンテナが鈍ってきたのか、それとも社会が多様化して共通の話題が無くなったのか…。

歌謡界もいつの間にかCDが売れなくなり、オリコンの権威が無くなり、あんなに楽しみだったレコード大賞は業界のパワーゲームの道具になっていったいどの音楽が流行ってるのか、良い歌なのか物差しが無くなってしまいました。
しかし、音楽が衰退してるのかといえば売上はともかく、スマートフォンの普及に伴い沢山の曲を携帯するようになり、ある意味、歴史上最も音楽が身近にある時代なのかも知れません。
一方、沢山の曲を携帯出来る事になった事により、過去の曲を聴くために新規の曲を聴いてる物理的時間が無くなってるという話もありますね。

テレビの歌番組もランキングが信用できなくなりあれだけ全盛を誇ったランキング番組も下火になってきました。
そして今、流行ってるのは所謂、プロの歌手(アイドルとかも含む)ではなく、プロ・アマ混合のカラオケ番組。
ランキングが無くなった分だけ、カラオケ採点機が採点することで公平性を示してるんでしょうね。

良い音楽ってなんだろう…。
上手い歌ってなんだろう…。

まあ、不確定なランキングより機械の点数のほうがマシなんだろうけどねぇ。

良い音楽ってなんだろう…。
上手い歌ってなんだろう…。

まあ、ももクロちゃんはお世話にも歌が上手いとは言えないよねぇ。
なんせ特技ダンスって履歴書に書いてあった人達を寄せ集めた人達だからねぇ。

まあ、歌が上手くてダンスが上手くて、可愛かったら良いんだろうけど、それが良いって事なんだろうか。
口パクがダメで生歌が良いのだろうか…。
歌が上手いのが良いならオペラ歌手が一番上手いんじゃないかなぁ。
単純に流行った歌なら今年はLet it goで良いんじゃないかなぁ。

良い音楽ってなんだろう…。
上手い歌ってなんだろう…。

佐々木彩夏まあ、ももクロちゃんは歌が上手くないけど、歌に対しては真摯というか、正面から歌う環境が周りの大人によって整えられてるよね。
「白秋」が今になって考えると紅白初出場前である事に今更ながら驚くね。
ひょっとしたら生歌やフォーク村なんて要らないのかも知れない。
もっとライブで多少下手でもノリノリで歌っていたほうがファンは喜ぶのかも知れない。
でも、彼女たちは派手なコラボやステージだけじゃなく、地味な作業も並行して続けてる。

歌と正面から対峙してるような気がしてるんですよ。
ひょっとしたら本人の発案では無いかも知れない、演らされてるのかも知れない。
それでも彼女たちは正面から歌と対峙している。
時に歌の力に感動し、涙を流す。
相変わらず下手だけど、少しずつ少しずつ前に進んでいることを実感できるようになって来た。

良い音楽ってなんだろう…。
上手い歌ってなんだろう…。

今回のももクロちゃんの「白秋」「玄冬」は答えにはならないだろうけど、ヒントになるかも。
いや、やっぱり問いかけなんだろうか…。
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