まず以下の文章にはネタバレが含まれてるかも知れません。
ネタバレが嫌な人は読むのを辞めたほうが良いかと思われます。



映画「幕が上がる」オリジナル・サウンドトラックあまなつShopあまなつで見る同じレイアウトで作成
公開から一週間経ちましたけどネタバレっていつまで気にしなきゃいけないのかなぁ…。

さてさて、なぜか一部で注目されていたライムスター宇多丸さんの映画評(笑)。
確かに宇多丸さんが過去に取り上げた「少林少女」「踊る大捜査線3」「踊る大捜査線4」(曲がれスプーンは管理人は観ていない)は酷かったねぇ(笑)。
こんな事もあって当然「幕が上がる」もケチョンケチョンに言われると思った人が多かったみたいだね(笑)。
結論から言えば大絶賛とまでは行かないけど上々の評価って感じかな?
モノノフが心配していたももクロへの酷評はなく、好評だけだったのはむしろ肩透かしなぐらい。
まあ、とりあえずは過去作の評価の低さからのマイナスからの評価でここまでの評価を貰えるのは良かったって事だと思って良いんじゃないかな。

原作に関してはまさに奇跡的にももクロと幕が上がるの原作がシンクロしてるからなぁ。
本当にあて書きみたいだよねぇ。
原作を読んだ時は夏菜子とさおりはそんなに重なる印象ではなく、映画化に当たってはメンバーの中でも一番心配だったんだけど出来上がった映画を観ると夏菜子以外考えられないほどシンクロしてたねぇ。

ストーリーとももクロの歩みはシンクロしてるんだけどあまり早見あかりと重ねて見ることは無かったなぁ?
私だけ?
多分言われてみるとその通りなのかも知れないんだけど、すでに物語の世界に気持ちが入り込んでいてそんな事まで考えなかったなぁ…。

恋愛要素の排除に関してはどうなんだろう?
確かに物語を純化させる為に恋愛要素の排除は良かったんだけど、営業的な事を考えるとデートムービーとして使うには恋愛要素があったほうが良かったのではという考えは当然あっても良かったと思います。
個人的には恋愛要素があったほうが動員は伸びたと思います、ただし物語としてはブレてしまうけどね。
恋愛要素がない方が良いっていうのは宇多丸さんを含めアイドルファンの意見だよね。
映画とすれば恋愛要素があったほうが動員が見込めるのは当たり前の意見だと思う。
例えば当たり前のようにハリウッド映画では必ずと言っていいほどキスシーンがある訳であれが悪い訳ではなくそこまで持ってける力量が日本映画にないから恋愛要素がダメなんじゃないと思う。
まあ、そんな事を言いながら実は「幕が上がる」も壁ドン映画なんだけどね(笑)。

カメラワークはそんなに気にならなかったけど確かに後半、絵が落ち着いた印象はあったね。
ナレーションは確かに多いと管理人も思いました。
宇多丸さんは保険と言っていたけど、説明されないと判らない層が居るのは確かなんだよねぇ。
そこを無視するのは営業的にはどうなんだろう?
テレビのテロップみたいなモノであれがないと笑うタイミングすら判らない人が居るのは事実で、その層を笑いが判らないと切り捨てるのはちょっと乱暴な様な気がするのと同じものを感じます。
ワビ助程度の恋愛要素ならあっても良かった様に管理人は感じます。
まあ、ただでさえ主役が5人もいて物語の進行を考えると余計な部分は切りたかったんだろうけどね。

演劇部員の演劇が上手くなっていく過程に関しては確かにもう少し丁寧にやって欲しかったかも。
モノノフからこの辺の話を聞かないのはももクリで発表された編集された劇中劇(時系列はバラバラだけど)を観てるからかも知れませんね。
確かにあれを観てると観てないとでは印象は大分変わりそう。

予選通過に関しては確かに喜び過ぎかも。
まあ、それだけ本番での失敗っていうのは演者にとっては大きいと言いたいんだろうけど…。

高城れに最終シーン前の客席のゲスト出演は少し厳しく言えば特に鶴瓶師匠と松崎しげるさんは要らなかったと思う。
鶴瓶師匠はキャラクターが強すぎてどう観てもガルルのおじいちゃんに見えなかった。
ここでガルルのおじいちゃんに見えるかどうかは実はガルルのキャラには大きな意味があったと思う。
ガルルは最初から他のメンバーのように浮ついたが青春を送ってるわけではなく、おじいちゃんを大切に思う気持ちから看護師を目指してるって設定である意味、ガルルの設定のキモでもあるところだったのだけれどそこは遊んじゃいけない部分じゃないのかなぁ。
だから他のメンバーと比べてガルルの印象がムードメイカーとしか認識されず、印象が薄い様に取られるんじゃないかなぁ。
個人的にはガルルの心情は手紙を読んでいる時の真剣な表情に現れてると思ったのだけど、一歩間違えると見逃し易いシーンだよね、宇多丸さんの言及もなかったし…。
ガルルのおじいちゃんだけはちゃんとした役者でやって欲しかったなぁ…。
松崎さんは黒くて良くわからないってギャグなんだろうけど明らかに滑っていた。
終盤にあれはないよねぇ…。

まあ、悪い所を探せばどんな名作だってある訳で悪い部分を考えても十分に見る価値がある映画ですよ。
そのうちテレビとかでやれば十分に評価を得られると思うけど、映画での評価が欲しいねぇ。
デートムービーとしては弱いのかも知れないけど、学生さんには人生のキッカケになると思うし、社会人には忘れた何かを思い出させてくれる作品だと思います。