回想:SSAももクリ2011「このために日本に来たんだ!」 マーティ・フリードマン★鋼鉄推薦盤 | エンタメNEXT - アイドル情報総合ニュースサイト
2011年のある日のこと。ももクロのスタッフさんから連絡が来たんだ。「ももクロの曲でギターを弾いてくれませんか?」と。しかも 今回のプロデューサーは前山田健一さんだという。ボクが好きなアーティストが2組も揃ってる仕事なんだもの、断るわけがないよね。最高にうれしかったよ。 ...

「ももいろクリスマス2011 さいたまスーパーアリーナ大会」LIVE BD [Blu-ray]あまなつShopあまなつで見る同じレイアウトで作成
マーティ・フリードマンと言えば猛烈やMOONPRIDEなどのギターで知られる元メガデスの世界的なギタリストですね。
演歌やアイドルなどのJ-POPやK-POPなどにも詳しい。
人によってはタモリ倶楽部に出てくる変な外人って認識もあるかも(笑)。
なんだか日本では不当に低く扱われてる様な気もしないではないけど、本人も喜んでいるのであれはあれで良いのか…。

猛烈宇宙交響曲は実質的(作詞、作曲、編曲)プロデューサーみたいなものだけど、実際には宮本さんがプロデューサーとしている訳でこの辺を参加したミュージシャンであるマーティに言わせてしまうような所が多分、ももクロチームで前山田健一が浮いてしまった原因かも…。

まあ、マーティ・フリードマンといえばCDへの参加というよりもやっぱり、2011年のももクリでの演奏だろうね。
あの演奏の瞬間にももクロは他のアイドルとは違いアイドルの枠をはみ出したと言っても良いくらいのももクロの歴史の中でも屈指のターニングポイントだったと思う。
ももクロ、モノノフともに興奮したけど、そのまっただ中にいたマーティにとっても特別な時間だった様ですね。
でも、それよりも感動したのが、メンバーたちのアティテュードなんですよ。

 その日、彼女たちはステージで26曲もの曲を歌って踊る予定だった。ももクロの曲は変拍子やテンポチェンジが沢山あるから、歌いにくいし、踊りにくいものばかり。おまけにその1曲1曲にステージ上での演出が設定されている。メンバーはプロデューサーさん、スタッフさんに教えられたとおりの演出を覚えなくてはならない。しかも、リハーサルの段階でいきなりディレクションが変わることもあって、彼女たちはそれに対応しなければならないという状況だった。

 なのに、本番前の彼女たちはものすごくリラックスしてるの。楽屋でボクと話している間、みんなずうっと笑顔だし、すごく優しい。本番前のプレッシャーを全く感じさせないんだ。

 これってすごいことじゃない? たぶん、メンバーは自宅でも歌や振り付けを自主練をするのが普通になっているんじゃないかな。そうでないと様々な状況に対応出来るわけがない。だから余裕があるんだろうね。

 ももクロのメンバーは本当に真面目だと思う。そして、それはプロフェッショナルであることの証。彼女たちが成功したのは、偶然じゃないんだ。絶対に。

高城れに (3)マーティほどの大きなステージをこなしてきた人にプロフェッショナルと認めて貰えるのは誇ってもいいと思うよ。
ももクロのメンバーが真面目って言うのは私も常に感じていることですね。
普段はニコニコして時にはデレデレしてるけど、演らなければいけない時の集中力は凄い5人だと思いますよ。
ある意味、ももクロが他のアイドルと違ってるのは究極的にはこの部分なのかも。

マーティの言うアティテュード(姿勢)がいわゆる「全力感」に繋がるんでしょうね。
もちろん、それにはスタッフや究極的にはファンへの信頼へと繋がってるんだと思います。
彼女たちは良い循環にいる恵まれた状態にいるんだと思うけど、その循環を作り出してるエンジンはあの5人。
燃料はあの5人の笑顔かな?