佐々木いやぁ、山ちゃんの結婚のニュースは驚きましたねぇ。
まさか、蒼井優と結婚するとは…。
実際、結婚の記者会見ではいつロンブーの敦が出てきてドッキリッて言うんじゃないかとドキドキしましたね。
一部のモノノフからはももクロChanで山ちゃんに記者会見を開いて欲しいなんて意見もあるようですね。
きっとももクロちゃんたちの最初の質問は「今日はチュウしたんですか?」と言って答えも効かずに勝手に盛り上がっていそう。

さて、コメント欄でキネマ倶楽部の配信の感想を書いて欲しいとのリクエストが有りましたので書きたいと思います。
実は一度書こうとチャレンジしたのですが忙しくて有耶無耶になってしまいました。
いつものメモの様に一曲一曲コメントを書こうと思ったのですがそれが失敗の原因かも。
あのライブに関しては一曲ずつ見るのではなく、showとしてすべてが一つとして語られるべきモノのような気がします。

ライブ会場であるキネマ倶楽部は元々グランドキャバレーだった場所ですし、鶯谷という場所も怪しい雰囲気がある場所でライブの内容もそれに相応しい内容になりました。
始まりはいきなりももクロから始まるのではなく、ドラッグクイーンのお姉さんからスタート。
どこから出てくるかと待ち構えてると、なんとドラッククイーンの股間から顔だけを出して歌唱するというトリッキーな始まり。
まあ、ロードショーはこれからもしばらくはオープニングの歌として重宝されそうですね。

The Diamond Fourはこのブログでも書きましたがやっぱりヘッドセットマイクで歌ったほうがいい感じですね。
小人のドラッグクイーンは可愛いの象徴なのかな?

GODSPEEDはいわゆるももクロらしい曲ですが今回のshowの中では一番異質な曲になりました。
異質なんだけどそこはももクロの魅力で抑え込んだ印象。
あんた飛ばしすぎ!!もいわゆるいつものももクロライブって感じ。
ちゃんとボールを打ってみせるのはさすが夏菜子。

さて、魂のたべものからライブの様相が通常のライブと変わってきます。
ベンジャンスがマシンガンを打ちまくったり、十字架が出てきたり明らかに死を暗示する内容になってきます。
ここでRe:Storyになるのですが、単独で聴くRe:Storyは夏休みの冒険談的な曲ですがライブの流れ的には再生を表してるように感じます。
再生に関しては様々な考えがあるでしょうね。
個人的には再生することで一つ上の世界へ踏み出す事を象徴してるように感じました。
リバイバルはきっちりとした振り付けがある訳ではなく、メンバーで遊んでるような感じでこれはメンバーの無邪気さを表してるようでしたが最後はハートを組み立て目標に進んでいこうという様にも見えました。

ここで今回のライブのテーマでもありながら、一番むずかしい曲華麗なる復習。
アルバムを聴いた限りではライブの時これどうすんの?と少し途方にくれた曲でした。
しかし、今回のライブでは多分、この曲からライブ自体の発想が生まれたようなライブなので今回は一番ハマった曲となりました。
ベンジャンスとは心の中にある不安や子供だったゆえに見逃してしまったものの象徴のように感じます。
それを倒し超えていくことこそが華麗なる復讐であるように感じます。
あまりにも大きく深いテーマなので最後はインド映画さながらにダンスで終わらせるのはご愛嬌。

MORE WE DO!とレディ・メイはまさにももクロの未来を表した曲のように感じます。
今までにない曲調、今までにない歌い方、今までとは違ったダンスというようにももクロは挑戦し続けます。
少し背伸びをした楽曲ですが、決して手が届いていない訳ではない所がこれからこの曲が育って行くことを感じます。

Sweet Wandererは今までももクロの代名詞と言ってもいい「全力」と言葉からたまには休むことも必要というある意味大人の意見の曲。
彼女たちも大人になったねぇ。

天国のでたらめは奇跡の5人から運命の4人への過渡期の曲。
4人で演っていくんだと決意表明の様に感じるのは管理人だけだろうか。
幕張でのライブの時点では夏菜子は不安に押しつぶされそうな顔をしていた。
東京ドームで希望を見出して、ミュージカルを通してこの4人なら演っていける確信を持ったように感じます。
ある意味、有安の卒業は4人が大人になるための試練だったのかもしれません。

そしてThe Showをこのライブの締めくくりでありももクロのこれからを歌った歌。
「全力」なんて大雑把な気持ちではなく、沢山の不安や悩みもすべて飲みこみながら先に進んで行こうって曲だと思います、
悩みや不安を飲み込んでいける事こそ彼女たちが大人になった証なんだと思います。

ああ、ももクロちゃんたちも大人になったなぁ、なんて感慨にふけっていると最後の曲がももクロの令和ニッポン万歳!。
ぜんぜん変わってないじゃんか!!!
まあ、これが変わり続けながら変わらないももクロちゃんなんだねぇ、とどこか安心してる自分が居ました。

全体的には曲調もテーマも違うこのアルバムを良く一つのshowに落とし込んだと感心しました。
この先のライブでも新アルバムから断片的に新曲が披露されるだろうけど、きっとその時にはまた違って聴こえるんだろうね。