IMG_0044どうも、管理人です。
実はいきなりですが皆さんに謝らなければいけない事があります。
管理人は持病持ちなので新型コロナには関しては非常に敏感になっていてこのブログでも書いたのですが現場への参戦は短くて1年、ひょっとしたらもっと現場に行くことが不可能と思っていてその事も書いたりしたのですが、実はライブビューイングですが夏菜子のソロコン「Talk With Me〜シンデレラタイム〜」を観戦して来ました。

まあ、単純に我慢できなかったというだけではあるのですが、ここ所の感染者数の激減を見て今ならば現場はともかくライブビューイングなら大丈夫かも知れない、今回のライブビューイングの会場はいわゆる一個飛ばしの席なので安全度が比較的高いのではないか、第5波、第6波と呼ばれる感染者増は必ず来ると思ってるので今はそれこそ最後のチャンスなのかもと思ったからです。
流石に現場に行くには心理的な壁がまだあり今回のライブビューイングなら大丈夫かも知れないと思えたからです。
明治座の座長公演のリベンジという思いもあったかも知れませんし、夏菜子のソロコンなんて第二回があるかどうかも解らないレア公演だという意識があったのかも知れません。
大げさに感じる人も居るかも知れませんが、持病持ちにとっては命あっての物種なので警戒心は強いのです。
もちろん、単独で直行直帰の参戦でした。

結論から言えば素晴らしいライブでした。
360°の円形ステージでありながら必要最小限のセットとバンド(人数)、ダンサーで行われたシンプルなものでした。
少ないバンドも終盤でステージに上ったものの、基本的には夏菜子と時折ダンサーが一人二人絡むだけ、セット代わりの大きなスクリーンも夏菜子を邪魔するようなものではなく、地味な映像が多かった様に感じました。
これは演出の本広監督の意向なのか、夏菜子の希望なのかは判りませんが夏菜子の身一つで勝負するといった意図が見えました。
多分、佐々木アマならもっと派手なステージにしたと思います。

考えてみればこれまでのあーりん、れにちゃん、夏菜子のステージは同じももクロでありながら全く違ったステージをモノノフに見せてくれました。
あーりんは自分の考えるアイドル像を表現し、れにちゃんは歌って踊れる喜びを表現していたように感じます、
夏菜子は今回、自分を表現することに挑戦したように感じました。
誰よりも「ももクロ」というグループを大切に考え、自分の事よりも「ももクロ」を優先するのが夏菜子なんだと思います。
自分を表現する第一歩が今回のソロコンなんだと思います。
普通、ソロコンであれば自分のやりたい事や自分を出す事を考えるのですが、今回のソロコンを観る限り、夏菜子の中のソロコンは自分を出す事が表現ではなく、自分がどうしたらファンが喜んでくれるかを優先していたように感じます。
きっと彼女は自分を出すことよりも周りの人やファンを喜ばすことが優先事項な人なんだなぁ…。
でも、今回は作詞などもして少し自分を出したりもしてみましたが、これも彼女にとってはこんな事をしたらファンが喜ぶかなぁと考えたのかも知れません。
今回のソロコンを終えた事でまた、ももクロの事だけを考える夏菜子ちゃんに戻ってしまうかも知れないけど少しだけだけど自分を出した事で今後の活動に少し変化が出るかも知れません。

個人的には「愛・おぼえてますか」と「白金の夜明け」が良かった。
正確にはおぼえてませんが「愛・おぼえてますか」を歌う前に凄くないですか戦争の中にアイドルの歌が…って言ってましたが、この話を聴いてちょっと古めのモノノフは七番勝負の戦場カメラマンの渡部陽一さんの戦場にもアイドル居るんです、世界にはアイドルが必要なんですと言っていた事を思い出した人が居たかも知れません、あの時、夏菜子はその話にすっかり感動してましたね。
渡部陽一さんは世界にはアイドルが必要なんですと言っていましたが、ももクロはそして夏菜子はまさにコロナ禍にあって沢山の人に勇気と癒しを与えることが出来たと思います。

ピアノは見る人がみればまだ大したレベルではないのかも知れないけど、今の精一杯を観せてくれました、ファンの大半は子供のピアノの発表会を観るように温かい眼差しで見守ってました。
ピアノのやり直しがあったのはある意味、夏菜子らしくてご愛嬌(笑)。

きっと夏菜子は今回のソロコンを演ることで自分の表現について深く考える事が出来ただろうし、グループとしてのももクロの良さも再認識できたでしょう。

個人的には最初お台場フォーク村での個人個人ソロで歌ったももクロのメンバーの歌の酷さを考えるとみんなソロコンサートを開いて沢山の人を感動させているのは感慨深いモノがありますね。

本広監督の演出は出しゃばらない感じで良かったのですが、夏菜子の着替えの間の空白はどうにかならなかったのでしょうか…。
エンディングに映像を流すのなら、着替えの合間にも映像が欲しかったなぁ…。
せっかくの監督の演出だったのでもう少し映像的なモノが欲しかった。

P.S.
あとはしおりんですが、こうなったらソロコンじゃなくても良いから「しおこうじ」で武道館をお願いしたいものです。
来年の今頃、どうでしょう?
しおりんだけだとなんだかんだ理由をつけてやらなさそうだけど、坂崎村長に尻を叩かれれば演ってくれそうですね。
期待しています(笑)。
でも、こういった事をいうと天の邪鬼だから意地でもやらなさそう…。